「第一回ビセンス講座を受講して」堀内俊司

 かねてから「子どもたちと関われる仕事をしてみたい」そう考えていた私にとっ て、この講座は、自分の夢に近づく手がかりが得られるのでは、という期待を胸に毎週楽しみに通 わせてもらいました。  講座では、「なぜ子どもは絵を描くのか」から始まり、絵を通 じて子どもたちの発達段階や心理面を読み取ることの大切さ、絵画指導の導入や年齢別 指導内容などを経験豊富な講師の先生方が、映像と具体的な事例を上げ、伝えていただきました。
  今までは芸術教育について、単に絵を描く行為を共に楽しむことぐらいにしか思っていませんでした、しかし絵には子どもたちの言葉にならない寂しさ、不安といった 感情が表れることを知り、絵を通じて少しでも彼らの気持ちを感じ取れるようになりたい、そう思うようになりました。  そしてより多くの大人が子どもたちの絵に関心を持ち、認め伸ばしてあげられるようになってもらいたいと思いました。 今回丁寧に教えてくださった講師の先生方、本当にありがとうございました。

   
  「ビセンス講義を受講しての感想」
 
第二期受講生 藤田 このみ


 子どもたちに絵を描くことや、ものづくりの楽しさを教えることができる、そんな大 人になりたいと思 い、私はインターネットで偶然に知ることができたBi-senseの講座に申し込みました。最初は美術指導法について勉強させて頂けるのかと思っていたのですが、実際には指導以前に大 事な 子どもの絵の意味 を知るところから始まったのです。講師は現場で活躍されているベテランの先生方 で、子どもの絵の中 に隠されたサインの捉え方や、指導例などを具体的にわかりやすく教えて頂きました。以前までの私は 子どもの絵を見ても何もわからなかったのですが、子どもの絵は言葉以上に心情を表現し、同時に気持ちを発散していたことを知りました。 子どもの絵は、大人たちが過去に忘れてしまった「心」の形だったのです。 私はBi-senseの講座を修了後、美術教室のスタッフとして働かせて頂いておりま す が、子どもの絵を心で読み解くことの大切さを教えてくれた講座での体験は、今もそしてこれかも自分の糧となることでしょう。今後も、造形活動を通 じて子どもの心と向き合い、共感できる大人になりたいと思います。